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ぶっちゃけカイロプラクティックってどうなのさ?

整体院をオープンして3年経ちますが
「カイロプラクティックって効果的なんですか?」
「ボキボキって鳴る治療っていいんですか?」
という質問をよくいただきます。

結論から申し上げますと
「良く知りません」

「あっ逃げたな…」って思いました?
そう思われても仕方がないです。

よく知らないものに対して「良い」「悪い」というのは危険な事だからです。

ただ、私が知っている範囲で皆さんも知らないお話をしたいと思います。

カイロプラクティック自体はよく知りませんが、
アメリカで受けるカイロプラクティックは
非常に良いものだと思います。

しかし、日本で受ける場合は、かなり用心した方がいいと思います。

その理由としてアメリカでは、州によりますが養成課程、資格ともに医師と同等と言われ、DC(Doctor of Chiropractic:直訳すると「カイロプラクティックの医師」)という資格になります。

そのため、「診断」をして、患者さんの状態を把握して必要な施術を施していきます。

YouTubeで検索したらちょうどいい動画が出てきたので良かったら見て下さい。
https://youtu.be/a1-rPko5qLc

この動画の中でも、レントゲン撮影や検査を行い、背骨の動きと痛みの出方についてちゃんと検査を行い施術しています。

アメリカのDCがとれる大学は、高校を卒業してから一度別の大学へ行ってからでないと入れないため、日本だと大学院へ行くのと同じだと思います。

もちろん米国のDCだけでなく、オーストラリアやヨーロッパなどでも、カイロプラクティックの養成をしています。

日本の場合は、国家資格ではなく各学校、研修会に参加し、そこで発行している認定資格や終了証をもらう。もしくは、カイロプラクティックをやっている先生に弟子入りをして習得していくようです。

そのため、日本でカイロプラクティックを受ける場合は、米国のDCやそれに準じた資格を取得した人が行う施術を受けた方がいいと思われます。

・手術は医師免許を持っている人から受けた方がいい
・針治療は鍼灸師の免許を持っている人から受けた方がいい
と言っているのと同じですね。

ただ、ここで注意していただきたいのが、
・米国でDCを養成している大学で研修を受けた
・DCの資格を持った人が開いた学校に行っていた
という人がいるみたいですが、
それがDCとイコールではないという事は覚えておいてください。

医師に例えてみますと
・〇〇大学医学部で研修をした
・医師が開設した学校に行った
この二つで医師になれないですよね。

ここまで資格面からお話してきました。
もちろん資格があればいいわけではありません。
資格を持っていなくても、よく勉強されている人もいますし
DCよりも素晴らしい技術を持っている人もいるかもしれません。

ただ、それを証明する方法はありません。

資格は一定以上の水準の知識と技術を有しているという事を
国が証明してくれているという点で
信頼性という意味でお話させていただきました。

ここからは、技術面に関してお話させていただきます。

カイロプラクティックの「ボキボキッ」という手技は、
理学療法でいうところの「スラスト手技」にあたります。

以前、私が「パリス法」という「関節モビリゼーション」の手技の研修会に行った際、

「スラスト手技というボキボキッと関節を動かす方法もありますが、
スラスト手技を使わなくても良くなることが多いので、
今日は割愛させていただきます」
と言われたことがありました。

講師の先生ができないのを隠そうとしてそういったのか?
それとも本当にそうなのかは未だに分かりません。

でも、ここまでの話の流れから「スラスト手技」は
下手にやらない方がいいと思うので講師の先生の対応が正解なのだと思います。

また、理学療法士の養成校の学生だった頃、臨床実習先でマッケンジー法を学んだ先生が、
「カイロプラクティックを受けた人は、身体を反るときに背骨の動きがちょっとおかしいから分かるんだよ」と言っていました。
これは、DCを持っていない人がやっているからなのか?
たまたま、その地域でカイロプラクティックをやっている人が
下手なのかは分かりません。

そういった評価をしていた人がいるよ
という話です。

こういった点からも
日本でカイロプラクティックを受ける場合は、かなり用心してください。
DCなどの資格を持っている人から受ける事をお勧めします。

「私はカイロプラクティックを受けた方がいいのかな?」
と悩むこともあると思います。

ただ、「ボキボキッ」という施術は怖いですよね?
その気持ちはよくわかります。
「ボキボキッ」をしなくても、筋肉にできたトリガーポイント※をほぐす事で症状が良くなることがありますので、一度、ご相談ください。

階段を降りる時、膝が痛くてコワイ

「膝が痛い!」

といっても、痛みの出る位置やタイミングは様々です。

その中でも

・膝を曲げて体重をかけるけど踏ん張れない。

・階段の昇り降りで膝が痛くて力が入らない。

・膝の外側が痛い。

・正座ができない。

という症状の場合

「大腿筋膜張筋」が原因になっている事が多くあります。

こういった場合のセルフケアとして

3つのとっておきの方法をお伝えします。

① 膝の痛み腰痛改善するセルフケア:テニスボール編

② 膝の痛み腰痛改善するセルフケア:フォームローラー編

③ 膝の痛み腰痛改善するセルフケア:ストレッチ編

この「大腿筋膜張筋」を原因としたエピソードは

こちらのブログ↓↓で見て下さい。

施術に通う必要がある痛みと、通う必要のない痛みの違いって知っていますか?

こんにちは

「膝が痛いから」と病院や整骨院、整体院などへ行って治療しても

膝ばかり治療を受け「全然良くならない」という経験はありませんか?

こういった話は、よく耳にする内容です。

他にも

本も出版しているほどの有名な治療院へ受診し

「半月板の問題だから、半月板を良くすれば治る」と

言われたのに良くならない状態の方がいました。

この方の痛みは、明らかに股関節の筋肉が

原因となっていました。その筋肉を施術したところ

「今まで受けた治療って何だっただろう」

というほど症状が改善されたことがありました。

今回お話するAさんも膝が痛くて、

膝の施術を受けたのに良くなりませんでした。

当院へご来院して、初めて股関節の筋肉が、

原因となっている事が分かりました。

今回のケースであるAさんの症状は

・膝を曲げて体重をかけるけど踏ん張れない。

・階段の昇り降りで膝が痛くて力が入らない。

・膝の外側が痛い。

・正座ができない。

というものでした。

この症状を聞いて

すぐに「〇〇筋」だなとピンときました。

私自身も以前、Aさんと似た症状が出たことがあり、

その時の原因が「〇〇筋」だったのです。

ではこの「〇〇筋」とは、どこの筋肉でしょう?

その答えは大腿筋膜張筋です。

この大腿筋膜張筋は、股関節の前面の外側から大腿骨の外側にかけてある筋肉です。

この大腿筋膜張筋は殿部の筋肉が弱り、弱った殿部の筋の代わりに

股関節を支えようとして痛みを引き起こすことがあります。

Aさんの筋肉の状態を確認するために大腿筋膜張筋を圧迫すると、

体重をかけた際に出る痛みと同じような痛みが再現されたことで、

この筋肉が痛みの原因となっている事が確認されました。

痛みが再現されたことで、原因を突き止める事ができました。

しかし、なぜ大腿筋膜張筋に問題が出たのか?を知る必要があります。

なぜなら、大腿筋膜張筋の問題を引き起こす原因が一過性のものであれば、

この筋肉の状態を整えるだけで痛みが改善されるからです。

しかし、その原因が明らかなものがなく、日常生活での負担が少しずつ

積み重なったものだと、筋肉の状態を整えても一時的に痛みは良くなりますが、

またすぐに痛み出してしまいます。

Aさんの場合は、原因となる事がなかったか聞いてみても

「思い当たる節がない」との事でした。

そのため、日常の負荷が原因なのかな?と思い施術をしていると

大腿筋膜張筋の中でも特に硬い部位が分かってきました。

その部位が硬い場合は、重い物を持ち挙げようとする動作をした際に、

痛めやすい部位になります。

そこで、

「何か満タンのビールケースみたいな重い物を持ち挙げたりしませんでしたか?」

と聞いたら

「ハッ」とした表情になり

「あっ!ひと月前、模様替えをしようとしてソファーを持ち上げた時から

 なんとなく膝がおかしくなったんだ!」

と痛みが出現したきっかけを思い出されました。

自分の許容以上の重さのものを持ち上げたことによって

大腿筋膜張筋を痛めてしまった形になります。

こういった痛みは、習慣によるもではなく一過性の痛みになるため、

痛めた筋肉がほぐれてくれば、痛みを中心とした

各症状は改善してきます。

この痛みの原因となっている筋肉が、

セルフケアで改善の見込みがあるため、

初回の施術後はセルフケアで経過を

観察してもらうこととなりました。

そのセルフケアで痛みが軽減してくれば、

そのまま続けていただき、痛みが軽減しない場合は、

施術に通う状態にあることも重ねてお伝えしました。

今回のように痛みの原因にならないと思われる出来事が、

痛みの原因になってくることは多々あります。

いろいろと治療を受けても良くならなかった痛みも

痛みの原因が分かると案外簡単に改善するケースもあります。

ちなみに、痛みが習慣によるものの場合は、長い経過を経て筋肉が硬くなるため

ある程度筋肉が柔らかくなるまでは、セルフケアでは対処できないため

始めは施術で集中的にほぐすようにして、ほぐれ具合に合わせ徐々に

セルフケア中心に管理していく流れとなります。

Aさんのケースを見て

「自分も、もしかしたらそうかも」と思われた方は

一度、ご相談ください。

せっかく手術したのに全然良くならない理由とは?

先日、知人からの紹介で
「股関節の手術を受けようと思っているけどいいのかな?悩んでいる」
という方が来院されました。

悩みを聞いていると
この方以外でも同じような悩みを
抱えていらっしゃる方は沢山いると思い、このブログを書きました。

私が理学療法士の免許を取得したのが平成16年(2004年)。
以来、訪問リハビリ、リハビリ型デイサービス
ストレッチジム、整体院など病院外で一般の方と
関わる事が多い現場で働いてきたため
医療に関わる相談を多数受けてきました。

もうすでに17年間経過していますが
一貫して医療の制度や治療などが
・分かりにくい。
・聞きたくても何処で誰に聞けばいいか分からない。
といった内容に終始します。

そこで主治医に相談したくて受診時に話しかけても忙しいため、
詳しく理解できないまま話が終わってしまう。

なかには
納得できず不安で「誰か助けて」と
詳しそうな人に相談して
高い健康商材を買ってみたもののなにも良くならず
「治療開始が遅くなって大変な思いをした」
という方もいらっしゃいます。

今回の相談者のケースをご紹介いたします。

1.事の始まり
・クリニックで変形性股関節症と診断された。
・変形が進んでいるからと手術を勧められた。
・知人の紹介で県西部のA病院に受診。
・A病院で手術する話になった。
・手術する事に不安があったためB病院でセカンドオピニオンを受けた。
・B病院では「変形はしているもののまだ手術しなくてもいい状態」と診断された。
・A病院とB病院の診断に相違があるため、さらにC病院へ受診。
・C病院では「変形があっても痛みがなければ手術の必要はない」と診断された。
・B病院C病院の見解が一致したため、状態が悪化するまで手術をしない選択をした。

2.手術を決心
・新型コロナワクチンの2回目摂取をしたら
副反応で発熱に伴い身体中の関節が痛くなった
・副反応による熱が引いても、股関節がなんとなく痛い気がする。
・痛みが出てきて、ずっと気になっていたため
早く手術をした方がいいと思いC病院へ受診し手術する事となった。

3.悩み
・手術を決心したけど、このまま手術をしてもいいのか?
・手術後どうなるのか?
・後遺症はないのか?
・仕事が忙しいため「手術後3週間で退院する」予定だけど大丈夫か?

ざっとまとめるとこの様な感じでした。

話を聞くと痛みは出るものの
「凄く痛む」状態ではなく
日によって違いがあり、
無理をすると痛みが強まるとの事でした。

身体状態から手術適応の状態と思われたが
痛みの出る頻度や程度からは
すぐに手術をしないといけない
状態ではないと感じられました。

ただ、早めに対処したいという気持ちがあるとの事だったため
・急いで手術をする必要性は高くないと思われる。
・いずれは手術を避けられないと思う。
・そのため、現状ではご自身の都合のいいタイミングで手術を受けたらいい。
とお伝えしました。

ただ、一つ問題があり
仕事が忙しいため1ヶ月まるまる休めないとの事でした。

これが何で問題か?
というと

どんなに神の手を持つ
スーパードクターに手術をしてもらっても
アフターケアとしてのリハビリをしっかりしないと
術後すぐは良くても、退院後
比較的早いうちから痛みが出てきてしまいます。

痛みが出るタイミングは
・生活習慣
・筋力
・筋肉や筋膜などの軟部組織の状態
などによって違ってきますが

過去担当した方の場合、
手術後3週間ほどで退院し、退院直後は
「手術したことも分からない」くらい痛みもなく
スタスタ歩くことができていました。

リハビリをしないでいたら
翌月には痛みも出てきて足を引きずる
状態になった方がいらっしゃいました。

これまでに
「手術したのに全然良くならない」と相談があったほとんどの場合が、
アフターケアとして十分なリハビリが、できていないケースばかりでした。

そのため、
手術後入院したまま1~2ヶ月リハビリが続けられる様に
仕事を調整してから手術を受ける方がいいとお伝えしました。

この話をお伝えしたところ
「通院のリハビリじゃダメなの?」
と質問されました。

通院でもダメではありませんが
通院と入院では時間と頻度に圧倒的な差が出てきます。

通院では最大でもリハビリ時間は40分です。
頻度は1日1回
最大5ヶ月続けられます。

いわゆるリハビリ病院に入院したら
最大3時間。
90日まで入院できます。
退院後も通院でのリハビリも可能です。
ちなみに私が以前勤務した病院では
それぞれ1回ずつリハビリしていました。

この様に通院と入院ではリハビリを行える
時間と頻度に大きな差があるため
なるべく入院してリハビリを受けた方がいいです。

退院してやっぱり調子が良くないから
入院したいと思っても
手術後に転院という形で入院するより
手間と時間がかかってしまいます。

「せっかく手術したのに全然良くならない」と
ならない様に
手術とリハビリをセットで考えてください。

そして医療保険でのリハビリが終わっても
何もやらないでいると筋力が落ち、筋肉や筋膜などの組織が
硬くなり痛みを起こしてきます。

そうならない様に自主トレーニングをやる事もいいですが、
自主トレーニングだけでは、やる内容や方法に偏りが出てきて
バランスを崩し、かえって痛みを出してしまう事もあります。

そのため、リハビリを継続的する事が好ましいと思います。

リハビリを継続する方法として
介護保険で訪問リハビリや通所リハビリなどの方法。
自費リハビリなどでの方法があります。

いずれにしても理学療法士などのリハビリ職が実施する
リハビリを受けるようにしてくださいね。

当院でもプロフェッショナル・リハビリ・コースというものもございます。
↓↓参考までにページのアドレスと載せておきます。
https://shizuoka-katakori-co.jp/course-rehabili/