MESSAGEごあいさつ

開業までの経緯

原因不明、なかなか治らないと言われている痛みやしびれで
お悩みの方の力に私ならなれる!!

はじめまして。

整体院くるらの内海(うちうみ)です。

私は理学療法士※としての15年の臨床経験から「原因不明、なかなか治らないと言われている痛みやしびれでお悩みの方の力になれる」と平成29年に思い開業いたしました。
私は整体院くるらを開業するまでは、病院や介護保険の施設で働いていました。
病院や介護施設での施術(リハビリ)は医療保険や介護保険を利用するため様々な決まりや制約があります。
その制約のために「こうすれば良くなるのに」と思っても実行できない事がよくありました。
「決まりだから」で済まされるのか?という葛藤を抱きながら仕事をしていました。

特に訪問リハビリをしている際には、患者さんのご家族から痛みなどの相談を受ける事が多くありました。
「腰が痛いんだけど、どこへ行けばいいのかな?」
「膝が痛くて治療受けているけど良くならないんだ。どこか治してくれるところ知らない?」などは日常茶飯事です。

リハビリに訪れているのに、ご家族とはいえ目の前で、こう言った会話が交わされていることに歯痒さを感じました。

また、非常勤で病院に勤めている際、非常に印象的だった事例がありました。
ある時、「肩が痛くて今の仕事を続けるのは難しそう。だから来月辞めるんだ」という方を外来で担当しました。
施術後「あれ?腕が挙がるし痛くない」とその方が言った際のなんともいえない表情…
もし1.2ヶ月前に担当していたら「会社を辞める」という選択を選ばなかったのかな?
と思ったらすごく悔しい思いをしました。

そういった経験の中で

本当に困っている人に選択の余地がありませんでした。
だからこそ、私は医療者としての信念に従い、
選択肢を増やすために開業の決断をしました。

ここまでは開業に至る経緯をお話ししました。

なぜ原因不明の痛みやしびれを改善できるのか?

ここからは、原因不明の痛みやしびれを改善できる理由についてお話ししていきます。

例えば腰痛の原因が判明しているのって 15%しかないと言われている事ってご存知でしたか?

残りの85%は原因不明なんです。

私は残りの85%を解明できる!
と言いたいところですが実際はごめんなさいさすがに無理です。

ただ、原因不明の痛みやしびれの多くに筋肉や筋膜が関わっている事はご存知ですか?

筋肉が原因となるものの一つとしてトリガーポイントがあります。
トリガーポイントとは筋肉の一部が非常に硬くシコリ状になり、そのシコリ状の部位を押すと、広い範囲(部位よって異なります)に痛みを出すというものです。

代表的なものとして、股関節のすぐ近くにある小殿筋があります。
この小殿筋にトリガーポイントができると、図の様に殿部から太もも、ふくらはぎにかけて痛みやしびれが出ます。

原因不明の痛みの中で85%はこのトリガーポイントが原因になっていると言われています。

このトリガーポイントは、特別な原因があってできるものではありません。

同じ筋肉に繰り返し負担を強いる事でもトリガーポイントの原因になります。

デスクワークの人にできやすいトリガーポイント。
工場作業の人にできやすいトリガーポイント。
など生活・仕事パターンによって繰り返し負担をかける部位があり、誰にでも条件が揃えば起こりうるものになります。

筋膜は文字通り筋肉を包む膜のことをいいます。

筋肉の線維一つ一つを包む細かなものから、皮膚の下に皮膚と同様全身に繋がるなど全身にくまなく広がっています。

そのため、原因不明の痛みの全てではなくとも、その多くに筋肉や筋膜が原因となっていると考えられ、その部位を施術することで痛みが改善されていきます。
全身に繋がっているため、足の筋膜が硬く縮んでいても、肩につながる筋膜が引っ張られて姿勢が猫背になり、肩こりや頭痛が出ている場合があるのです。

こういった筋肉にできたトリガーポイントや筋膜が原因となった痛みは、レントゲンなどの画像診断では見ることができないため原因不明といわれる痛みになるのです。

あなたが原因不明、なかなか治らない痛みやしびれでお悩みでしたら、まずは遠慮なさらずにお問い合わせください。

理学療法士とは?

理学療法士とは、「理学療法士及び作業療法士法」という法律上では「身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう」と定義されています。

簡単にいうと病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が落ちてしまった方に、できるだけ元の状態に戻せるようにしたり、これ以上運動機能が下がらない様に体操や運動、温熱、電気、水、光線、マッサージなどの物理的手段で行う治療方法です。その業務を担っているのが理学療法士です。
ちなみに理学療法士の資格は国家資格であり、病院のリハビリ室でリハビリを担当する人の一つの資格です。病院でのリハビリは理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が担当しています。リハビリは薬と同じで医師の処方で行われます。


病院のリハビリ室で働くことが主となっているため、学習内容も解剖学、生理学、運動学、心理学などの基礎医学的なものから整形外科学、内科学、神経内科学、精神医学など臨床医学まで幅広く勉強します。
そして、学生時代に臨床実習を18週(ちなみに医学部の臨床実習は72週です)行います。この臨床実習は法定で定められているため、臨床実習の単位を取得していないと卒業が認められていません。この様に理学療法士は学校で学生同士の実習に加え、病院などで実際の患者さん相手にリハビリをするため卒業時には一定水準の実技レベルが維持されます。
その他の資格の場合、臨床実習が定められていないので、養成課程の違いでは大きくなると思われます。
あなたの症状に対して理学療法士としての意見などを聞いてみたいと思いましたら、遠慮なくお問合せください。


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MY HISTORY

1 誕生・幼少期:静岡市駿河区石田時代

今の店舗がある場所は、40年前までは私の祖父母の営む牛舎があったところで、私の知る限り少なくとも曾祖父の代から石田にいます。
なので、思いっきり「地元」でお店を営んでいます。
今でも近所でポスティングしていると「あきちゃん大きくなったね」とアラフォーの私が声をかけられるほどです。

2 学生時代:東京時代

とは言ってもずっと静岡という訳ではありません。
18歳からは理学療法士の免許取得の為、東京都立川市へ引っ越し、理学療法士の資格をとる為に専門学校に通いました。

3就職: つくば市時代

卒業後はアメリカで呼吸療法士の資格を取得し病院の集中治療室で活躍した理学療法士の先生に師事しその先生が独立開業し訪問リハビリの会社の立上げメンバーとして茨城県のつくば市へ行きました。
その後、約10年間訪問リハビリやリハビリ型のデイサービスで働いてきました。
特に訪問リハビリでの経験が私にとって大きなものとなっています。
訪問だと私一人で行くため、病院ではいるはずの医者や看護師のいない状況です。
なので、そこで何があっても「一人」で対処しなくてはいけません。
しかも、呼吸療法士の資格を持っている先生のところですから、他の病院のリハビリでは「対処できない」と断られた方を新人の頃から介入させて頂いておりました。
なので、施術に入る前にまずリハビリができる状態にあるのかを毎回判断しなくてはいけない環境にいたので今でも「痛み」で来店するお客様が施術をしてもいい痛みなのかをまず判断するという視点が他の施術家と比べると大きな違いになっています。
この10年間は、そういった患者さんの体の状態を確認できる様に医師ではないのに医師会の勉強会に参加させて頂き、茨城県地域リハビリテーションアドバイザーの資格や3学会認定呼吸療法士の資格を取得しました。
痛みの勉強には、関節モビリゼーション、オステオパス、トリガーポイント、筋膜リリースの講習に参加してきました。
特に熱心に学んだのは「慢性痛」で、その勉強のため毎月六本木のマイオセラピーセンターへ勉強しに通っていました。

4 独立:静岡市駿河区石田時代

約10年間、色々な経験を積む中で再確認したことが、病気や怪我などで一度体を壊してしまうと病気が治ったにせよ、完全に病気以前の状態に戻ることはできない。
病気を治すこと以上に、病気にならない事の方が大事と実感させられました。
そのため、自分のやりたい事を実現するためには、組織の中では難しく一念発起し起業する事を決意し平成25年に静岡へ戻り、介護予防を中心としたリハビリ型のデイサービス(平成30年10月閉鎖)、ストレッチジムを開設し、平成30年12月から整体院くるらを開設し今に至っています。

整体院くるらで施術を受けたい。相談したいと思いましたら、ご遠慮なくお問合せ下さい。