「あぐら」をしようとすると膝の内側が痛い
2024年2月11日
先日、あぐらをしようとすると膝の内側が痛い
とおっしゃられるお客様が来られました。
・膝を深く曲げる
・股関節を外に開く
と膝の内側が痛い
こういった場合、
縫工筋(ほうこうきん)
薄筋(はっきん)
長内転筋(ちょうないてんきん)
内側広筋(ないそくこうきん)
が痛みの原因として考えられます。
一般的には
膝の内側が痛いとなると内側広筋が原因かと思われ、痛みを訴えている膝のすぐ上の内側をほぐす事が多いのですが、
痛みを引き起こす動作が膝関節だけでなく股関節も加わっているため
二関節筋(にかんせつきん)といって二つの関節にわたって存在している筋肉が原因となっている
可能性が考えられ
縫工筋
薄筋
の可能性が考えられ
股関節を外に開く動作から
長内転筋
が原因として考えられました。
初めは縫工筋をほぐし痛みの軽減などの変化があるか確認すると、
縫工筋をほぐしても膝の痛みに変化は見られませんでした。
そこで、薄筋や長内転筋の付着部をほぐすと痛みが軽減されました。
そのため、この薄筋や長内転筋のセルフケアの方法を指導し、
施術と施術の間でも薄筋や長内転筋を継続してほぐしていただくように
お伝えしました。
この様に痛みを感じる場所と痛みが引き起こされる動作から
原因となる筋肉を割りだしていくことが、
痛みの改善につながっていきます。
引き続き具体的な事例を紹介していきますので読んでくださいね。
また、「自分はこんなことをすると〇〇が痛い」などご質問いただけますと
幸いです。
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