「ストレッチやったら痛くなっちゃった」

2020年3月24日

ストレッチ教室に来てくださった方から
「この前ストレッチやったら痛くなっちゃった」
「だから今日ストレッチをやるの止めた方がいいかな?」

という質問を受けました。

「痛くなった」となるとネガティブな気持ちになってしまいますが、「痛み」は必ずしも“悪い”とは限らないのです。

「出ても良い」痛みもあるのです。

そのために
これを聞いて私は「大反省」しました。

一週間前にストレッチをして、
その後2.3日痛みが出て今日まで不安だったろうな

事前に伝えておけば
「これが、先生が言ってた痛みだな」と安心していられただろうなと

ストレッチをするうえでしておくべき説明は
・ストレッチは「示されたポーズをとること」が目的ではなく、
「伸ばそうとした部位が伸びる(ほぐれる)」ことを目的としている。
・「ストレッチをした後に痛みが出る」事と、その痛みは「出ても良い痛み」。
という事をあらかじめ伝えておくべきでした。

一つ目は伝えても
「示されたポーズ」をちゃんととろう
として無理をしてしまう方が少なからずいます。

参加してくださる方の多くは真面目な方々なので無理をしてしまいます。
無理をすると傷めてしまうことが良くあります。

質問をくださった方も一生懸命にやって下さる方なので、傷めてもおかしくない状態でした。

二つ目の
「ストレッチをした後に痛みが出る」事と、その痛みは「出ても良い痛み」。
に関しては特にお伝えしたい事です。

「痛み」は身体の状態が
良くなっているのか?
悪くなっているのか?
を見分ける「サイン」にもなります。

状態が良くなるためには「出ても良い痛み」があるのです。

「出ても良い痛み」を説明する前に
「出たら好ましくない痛み」について説明します。

それは
「やりすぎ」による痛みです。
「示されたポーズ」をとろうとして、無理をしたことで傷めてしまった。
大なり小なり「損傷」を起こしたということです。

では、「出ても良い痛み」はどの様なものか?

筋肉の中には毛細血管や細かな神経があります。
筋肉がパンパンに張って硬くなっていると、この毛細血管や細かな神経は圧迫されます。

筋肉はいきなりパンパンに張るわけではなく、少しずつ張っていくので自分では硬くなっている事に気が付かなかったりします。
同時に毛細血管の圧迫も神経の圧迫も少しずつ進行するので、その症状があったとしても同じく少しずつなので自分では気が付きにくいです。

ストレッチをすると急激に「ほぐれる」ので、血流も急激に良くなります。

すると今までより血管に流れる血液の量が多くなります。

血管自体の太さは変わらないので、血管にかかる圧が急に大きくなるので痛みとして認識されます。

つまり、この痛みは「血流が良くなる」という良い反応によって引き起こされます。

さらに、血流が良くなると筋肉は「ほぐれやすく」なります。

そのため、この「痛み」が出たことは良くなった証拠となります。

実際にこの痛みが「出た」場合は「出なかった」場合に比べ良くなるのが早くなる傾向があります。

これはストレッチでも、施術でも同じような事がいえます。

では出ている痛みが「やりすぎ」「出ても良いもの」なのかの判断は

「やった後、痛みが出て」
「それから調子が良くない」
という反応が出たら「やりすぎ」ということになります。

「やった後、数日間は痛かったけど」
「その後は調子がいい」
という反応が出たら「出ても良いもの」となります。

なので、一時的に「痛み」が出ても、その後の反応がよければ
恐れずに継続していただいた方が有益だと思いますので、
勇気をもって継続してください。

それでも「不安だよ」
と思われたらご相談ください。

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くるら