「手術しなきゃよかった」と後悔しないためにやるべき2つの事 その2

2022年2月16日

前回は「手術しなきゃよかった」と後悔しないための

第一歩として

セカンドオピニオンを必須で受けること。

トリガーポイントなどによる痛みの可能性を探るために施術を受けること。

前回のブログは↓↓

https://shizuoka-katakori-co.jp/2022/02/15/「手術しなきゃよかった」と後悔しないためにや-2/

とお伝えしました。

今回は

②ポイント2:手術後、続けないといけないモノ

についてお話していきたいと思います。

その「続けないといけないモノ」とは…

リハビリです。

「リハビリ?普通やるでしょ」
と思いますよね。

やります!

でも、いつまでやれると思いますか?

整形外科の手術の場合は、一般的に150日までと言われています。
手術後151日目以後は、原則医療保険でのリハビリは受けられません。
でも、150日で全快するわけではありません。

この150日間といっても毎日できる訳ではないので

実際にリハビリを受けられる日数はもっと少なくなります。


一度、メスを入れた組織は、
筋力が弱っていたり

筋肉が硬くなりやすく
関節が硬くなっていたり
皮膚も硬くなっていたり
します。

「手術したばかりは良いんだけど、

時間経っちゃうと痛くなってきちゃうね」って

これもよく耳にします。

手術したばかりは、

骨のズレが改善していたり、

リハビリもしているので
「もう治っちゃった」と思う程いい状態になります。

そういう状態から、いきなりリハビリをやらなくなると

すぐに筋肉や皮膚が硬くなり、再び痛みが出てきます。

そうならない様に
リハビリの期限後もセルフケアを行い。

そのセルフケアが正しく行われているか?

身体状況にあっているのか?

確認し状況に合わせて施術をするなど

リハビリをする必要があります。

でも、医療保険では期限が切れているので、

リハビリを受けられません。

そうなるとリハビリの専門家である
理学療法士
作業療法士
の行うリハビリを受ける必要があります。
しかし医療保険では期限がきれているので

介護保険を利用すればリハビリを受ける事ができます。

ただ、介護保険を利用した場合、

医療保険で行っていた個別性の高いリハビリ(特に施術を中心としたリハビリ)を

受ける事は難しくなります。

つまり
リハビリを続けられる制度や場所があっても

個別性の高いリハビリが必要な方・求めている方は
リハビリの難民状態になります。

残された手段としては保険を使わず、

自費でリハビリを受ける方法があります。


接骨院や鍼灸院でも
リハビリをしてくれることがあると思います。

とは言っても本当の専門ではないので、

理学療法士や作業療法士などのリハビリ職に

みてもらう方がいいと思います。

リハビリを車やバイクの修理に例えると分かりやすいと思います。

あなたの車が故障した場合、自動車の整備士でなく、

バイクの整備士に修理を依頼しますか?

その逆でバイクが故障したら

車の整備士に修理を依頼しますか?

車の修理は車の整備士

バイクの修理はバイクの整備士

にお願いしますよね?

「餅は餅屋」です。

この文章を作成していて新人の頃に担当した方を思い出したので

この次のブログでご紹介したいと思います。

ここまでで、

ご質問やご相談がございましたら

当院の公式LINEまでご連絡ください。

https://lin.ee/21nfhPS