いてもたってもいられない「痛み」には

2019年9月13日

あなたは

「ギックリ腰」や「四十肩」で

いてもたってもいられない痛みを経験したことはありますか?

「何をしていても痛い」

この様な状態になってしまったら頭の中は

「痛み」でいっぱいになってしまいますよね。

この様な痛みが出たばかりというと
痛みのある場所をほぐそうと揉んだり・ストレッチしても逆効果となります。

今年で理学療法士になって15年目になる私ですが、
症状のある場所をほぐそうとしてもほぐせません。

それじゃダメじゃん…

て、思いませんでした?

なぜ症状のある場所をほぐそうしてもダメなのか?

それは、症状が出ている場所が「痛み」の原因とは限らないのです。

私は、そんな

「ギックリ腰」

「四十肩」

に対しては

①症状のある部位への施術
②原因となる部位への施術

が、あります。

通常、①症状がある部位への施術で「揉んだり」「伸ばしたり」をすると

逆に“痛み”がひどくなってしまいます。

そのため、

西洋医学では、「ギックリ腰」や「五十肩」になったばかりは、冷やして安静にすることがセオリーです。

このセオリーを打ち破る可能性があるものが

頭痛スペシャル筋膜リリースに使う
「ホットケアセラピー」というものです。

「ホットケアセラピー」って何!?

となりますよね?

「ホットケアセラピー」とはイタリアのプロサッカーリーグの“セリエA”のチームで
導入されているテクノシックスという高周波治療器を用いた施術となります。

世間では

特に美容に興味のある女性には

「高周波」は治療器具と言うよりはエステサロンで「痩身」「脂肪燃焼」のマシンとして
認識されていると思います。

「高周波」ときいても“何”?と思いますよね

高周波というのは、電気刺激の一種です。

電気刺激といえば「低周波」という“ピリピリ”とした感覚で、
筋肉が“ピクピク”と動くものが代表的です。

↓↓低周波はこんな物です

高周波は低周波とは違い感覚としては

「温かい」という感覚になります。筋肉も特に動くことはありません。

もう少し詳しくお伝えすると…
(標準理学療法学 専門分野 物理療法学を参考にしました。ほぼ引用です)

高周波療法とは
高周波電流を生体に作用させ、温熱効果を目的に治療を行う方法で、
電磁エネルギーが生体の深部組織で熱に変換され、直接深部組織を加温することが
可能になり、筋や皮下組織に効果的に温熱作用を与えることができます。

熱発生の原理は…
高周波の熱発生は、高周波を物質に通すと分子が毎秒数百万回以上も向きを変えることによる高速度の回転・振動がおこり、それによる摩擦熱が発生するものです。

作用としては…
①温熱作用
②循環作用
③鎮痛作用
④その他
となります。

①温熱作用は…
皮膚、脂肪、筋肉層に吸収され、その電気的エネルギーが熱に変換されます。

②循環作用は…
温熱作用によって血管の拡張がおこり、血流の増加、血行が促進され、
その結果、組織の新陳代謝が促進される。

③鎮痛作用…
温熱による疼痛の軽減と、その疼痛の軽減が緊張性筋収縮による
痛みの悪循環を遮断するものです。

簡単にいうと
「高周波で深部から細胞を振動させ、それによって摩擦熱がおこるものです。深部の細胞が温められ血管が拡張し、血流が増加、血行がよくなり新陳代謝が活発になります」
「痛みも温められ痛みが軽減し、緊張した筋収縮による痛みの悪循環を遮断します」

この“緊張した筋収縮による痛みの悪循環の遮断”が

「もんで」も「ストレッチ」してもどうにもならない「ギックリ腰」や「五十肩」
になった筋をほぐしやすくしてくれます。

私も「ギックリ腰」の症状が出た際、

いくらストレッチをしても筋肉はほぐれるどころか“よけいに張って”しまいました。

そんなときにこの「ホットケアセラピー」を受けた後にストレッチをしたら“張っていた筋”がほぐれ、翌日にはほとんど痛みを感じないほどにまで回復できました。

次回は②原因となる部位への施術について書きますので、
気になる方はチェックしてください。

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